今日は、坂の上にある門扉跡の石柱の撤去作業を行いました。
両脇に残っていた石柱があることで、大型トラックや工事車両の出入りが難しいため、庫裏の建て替え工事に向けて撤去することになりました。
大きな重機が入り、作業が始まると、石柱はあっという間に撤去されました。
石柱がなくなった坂道は、驚くほどすっきり。
車も通りやすくなり、坂の下からは境内がよく見渡せるようになりました。
けれど…
すっきりした景色を眺めながら、少し寂しい気持ちにもなります。
昔、この石柱によく登って遊んでいました。
鬼ごっこのときには「ここはバリア!」と隠れたり、
上から飛び降りてみたり……。
今思えば、危ないこともしていたなぁと思いますが(笑)、
ここには、子どもの頃のお友達との思い出がたくさん詰まっています。
長い間、当たり前のようにそこにあった石柱。
なくなって初めて、そこにあった時間の長さと、思い出の多さに気づかされます。
新しく生まれ変わっていくお寺。
その一方で、少しずつ姿を変えていく、昔からの景色。
寂しさもありますが、これまでの思い出を大切にしながら、
また新しい思い出が生まれる場所へと変わっていきます。
今日も、庫裏建て替えに向けて一歩前進です。
坊守